消費しきれない!~焙煎豆(粉)の長期保管の方法

コーヒー豆(粉)をできるだけ劣化させずに保管する保存法についてお伝えします。
・冷凍保管でOKです。

注意点がいくつかありますので、以下詳細で説明します

焙煎したコーヒー豆は室温で1か月、粉で2週間ほどで風味が落ちます。

理想的な購入方法は、消費期限前に飲み切れる量をこまめに購入する事ですが、
いろいろな種類を試したいなど、どうしても消費しきれない場合もあります。

●消費しきれない場合(粉・豆)
 ⇒早めに冷凍保管してください。
  3か月は持ちます(それ以上は試していないので不明ですが。)

焙煎したコーヒー豆は水分がないので、冷凍庫保管でも凍ったりはしません。
(焙煎コーヒー豆の水分はこちらに詳しく記述あります)
豆なら、冷凍庫から出してミルでそのまま挽いて、粉ならそのまま湯を注いでOKです。
室温保管と同様の抽出です。湯温の低下が気になるなら調整が必要ですが。

★注意点:素早く冷凍庫から取り出し、素早く戻す。
 冷凍庫から取り出した豆は冷えているので、放置すると結露して水分が吸着します
水分の吸着は劣化を早くします。必要な量を取り出したらすぐに冷凍庫に戻してください。
特に夏場は注意してください。
粉で冷凍される場合は、小分けして冷凍するなどするとよいです。

結露を抑えて素早く作業するには下記のようにしています。
①容器自体に結露しずらいものを使う、樹脂のタッパー、ビニール袋など(金属は×)
②素早く計量できるように、一杯の容量がわかっているスプーンで豆や粉をすくう。


プラスチック容器

計量スプーン

冷凍すれば、長もちします。消費しきれない場合は冷凍保管でOKです!。
当店では、注文焙煎は200gからですが、複数注文で冷凍保管しつつ、ブレンドを楽しんだりするのもありですよ。