その時、飲みたいコーヒーは?(店主のコーヒー選び)

コーヒーは浅煎りから深煎り、産地もいろいろ
私は、コーヒー愛が強すぎるのか、全部好きで飲みます。
ただ、客観的に振り返ると、一日の中でそれぞれのシーンでよく飲んでいるコーヒーに特徴があることがわかりました。
コーヒーを選定するうえで、少しでも参考になれば幸いです。

【朝】5時~8時ごろ 元気は80%
目覚めに! 
朝起きて、ぼーっとしています。
 胃にやさしい、すっきりと軽い飲みやすいもの。
 お酒を飲んだ翌日は特に。

★水のように何杯も飲める癖のないものを選ぶ
 ⇒焙煎は標準❷がメイン~ブラジル産やアジアのすっきり系(ミャンマー、中国)
例)プレミアム ショコラ サンアントニオ(ブラジル) 焙煎❷、
  アップル ウォッシュ (ミャンマー) 焙煎❶~❷
  雲南 プーアル 天空農園プレミアムウォッシュ(中国)焙煎❸

【午前】11時 ごろ 元気は100%
午前の作業が進み、やっとエンジンがかかって、わくわくした心を整えるために 一杯。

 ★酸味やフルーツ感のあるもの。個性的な味わいを選ぶ。
 ⇒焙煎はやや浅❶がメイン~アフリカ系のフルーティーな浅煎り
例)イリガチェフェアリーチャ(エチオピア) 焙煎❶
 イリガチェフ イディド ウォッシュド(エチオピア) 焙煎❶
 カグモイニ AA(ケニア)焙煎❶
 アフリカンムーン N(ウガンダ)焙煎❶

【午後】15時ごろ 元気50% 
⇒午後の作業が佳境に入り、少し疲れ、心身を休めるため 一杯

 この時は、少し癒し系、「ふ~っ」ってなるやつ
 ★刺激はなく、酸味少な目でリッチ味わいを選ぶ。
⇒ 焙煎はやや深❸が中心~アジア、アフリカ、グアテマラ
例)アンティグア アゾティア農園 SHB(ガテマラ) 焙煎❷
  ンゴロンゴロ AA++(タンザニア)焙煎❸、
  レッドマウンテン(ケニア)焙煎❸
  シグリ農園AA(パプアニューギニア)焙煎

【夕方~夜】18時以降 元気~3%
 ⇒一日の作業を終えて、疲れてもうダメ。 癒されたい

強いコーヒーの香りが安らぐ、酸味は無理。

 ★コーヒーの香りで癒されたい。まったりとした深いコクがあるものから選ぶ。
⇒ 焙煎は深煎り❹~やや深❸ ~アジア、アフリカの深煎り
例)ルセル ロングベリー(インドネシア) 焙煎❹
  カリンドゥンドゥ AA(ケニア)焙煎❹
  マンデリン ビンタンリマ(インドネシア) 焙煎❹


 ★夜に飲むなら、カフェインレスがベスト。
カフェインレスの深煎り❹は、疲れた夜のためのコーヒーです。
例)デカフェ チアバス(メキシコ) 焙煎❹or 焙煎❸

【休日】がっつりとコーヒーに取り組みたい
個性的な豆を丁寧に入れてその本来の味をじっくりと楽しみたい

★豆は個人の好みと気分で決めます。抽出に関しても手間がかかって普段はできないものを試します。
抽出は、①ネルドリップ ②サイフォン をよく試します。
ネルは、お湯の温度を下げられるので。深煎りにも向いています。
サイフォンもネルを使いますが、高温抽出なので、浅煎りに向いています。
豆からではなく、こういった抽出に合う豆を選びます。

ネルでの抽出は油分が出て、非常にまろやかで甘味が出ます。
★【休日+ネル】でのおすすめ
⇒カリンドゥンドゥ AA(ケニア)深煎り❹
 シグリ農園AA(パプアニューギニア) 深煎り❹、
 ミラフローレス JAVA (ペルー) 浅煎り❶(浅煎りなのに油分多いです)
★【休日+サイフォン】でのおすすめ
⇒ミラフローレス JAVA (ペルー) 浅煎り❶、
 イリガチェフ G1 アリーチャ ナチュラル(エチオピア) 浅煎り❶、

主に、焙煎度合いを中心に日々コーヒーを選んで楽しんでます。
朝は❷標準、午前は❶浅煎り、午後になると、❸やや深、夜は❹深煎り。

以上です。。